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2023年12月28日
仕事がつまらないと感じたことはありませんか?
働いていれば、その悩みにつき当たる人は多いはず。
この記事ではそんな悩みを抱えている人に向けて、仕事がつまらなく感じる理由とその対処法を解説していきます。
「仕事=つまらないもの」ではありません。
周りを見回してみれば、同じ職場で同じ仕事をしていても「仕事が楽しい」、「仕事にやりがいを感じる」という人はたくさんいるはず。
もし、今あなたが自分の仕事をつまらないと思っているなら、そこには理由があります。
どうして仕事をつまらないと感じるのでしょうか?
理由はいくつかあげられます。
あなたに当てはまるものはいくつあるでしょうか?
働いている限り、1日の大半は職場で過ごします。
人によっては家族よりも職場の人と一緒にいる時間の方が長いという場合もあるでしょう。
認め合える同僚がいない、先輩や上司が尊敬できない、職場全体がギスギスしていて業務に支障が出ている、いじめやパワハラ・セクハラを受けているなど、人間関係に問題を抱えていませんか。
職場の人間関係がうまくいっていなければ、出社や勤務が億劫になるのも無理はありません。
肝心の仕事に集中できず、つまらなく感じてしまうでしょう。
やることが多く、忙しすぎることも仕事をつまらなく感じさせます。
仕事量が多いために残業や休日出勤が続けば、休息が取れません。
働けば働くほどストレスや疲労がたまっていくでしょう。
仕事をこなさなければいけないプレッシャーから、普段ではしないようなミスをしてしまうこともしばしば。
ミスはささいなものでもネガティブな気持ちに繋がります。
どんなに好きな仕事や得意な仕事であっても、プライベートの時間さえ取れないほど忙しければ、楽しさを感じられなくなってしまうでしょう。
人が働く理由はお金ばかりではありません。
やりがいを感じられたり、人から評価されることも意欲につながります。
誰の役にも立たない仕事はありません。
必要とされているからこそ、仕事となり給与が支払われます。
とはいえ、人からの評価や感謝を感じる機会があまりにも少ないと、やる気が続かなくなってしまいますよね。
成果を出しているはずなのに会社の誰にも認めてもらえなかったり、お客様から感謝されることがなければ、何のために仕事をしているのか分からなくなってしまうでしょう。
仕事内容が適性と合っていないことも仕事をつまらなく感じさせます。
入社してみたら思っていた仕事内容と違った、異動や転属などでやりたくない業務を回されたという人もいるでしょう。
毎日出勤し、1日8時間以上取り組む仕事です。
つまらないと感じながら続けるのは、とてもストレスのかかることでしょう。
嫌だと思いながら続ける仕事は効率も悪く、成果も上がりません。
適性があったり、得意な仕事ややりたい仕事なら成果が出やすく、楽しく働けるでしょう。
努力しているのに、いつまでもそれが結果として表れないままだと、やる気を失ってしまいますよね。
仕事は結果がモチベーションに繋がります。
営業職などは結果が数字として見えやすい分、思うような成果が上がらないときは肩身が狭く感じてしまいます。
「自分は会社に必要とされていないかも」と自信をなくしてしまうことも。
成果が出ない→自信がなくなる→モチベーションが下がり努力できなくなる→ますます成果が出にくくなるという、ネガティブスパイラルに陥ってしまう場合もあります。
仕事が忙しすぎることもよくありませんが、仕事が単調だったり簡単なものばかりでもつまらないと感じるでしょう。
誰にでもできる仕事や、同じことの繰り返しばかりで1日が終わってしまい、暇を持て余す状況では退屈と感じてしまうのも当然です。
簡単すぎる仕事ばかりでは達成感や成長を感じられず、つまらないばかりか、スキルを磨くチャンスさえ失ってしまいます。
では、どうすれば「仕事がつまらない」という状況を変えられるのでしょうか?
いくつか対処法があります。
仕事に関する相談事は、まず上司に相談します。
仕事量が多すぎて困っているなら業務の調整を、今の仕事に適性がないと感じているなら異動や配置転換をしてもらえないか相談してみましょう。
もし人間関係やハラスメントで悩んでいるのなら、上司から注意をしてもらうことで解決する場合もあります。
異動願やハラスメントの相談であれば、人事部への相談も効果的。
相談するときは、なるべく「仕事がつまらない」といったネガティブな話し方よりも「仕事を楽しくやりたいがどうしたらいいか」といった前向きな話し方を心掛けましょう。
仕事で成果が出ていなかったり、自信を失って後ろ向きな気持ちになっていたりすると、ついつい悪いことばかり目につきがちです。
ミスしたことやできなかったことばかりを思い出しては「○○ができなかった」「自分は仕事ができない人間だ」と落ち込むこともあるでしょう。
しかし、気づいていないだけであなたができていることはたくさんあるはず。
どんな小さなことでもいいので、できたことの方を見るようにしましょう。
少しでも達成感や成長を実感できれば、それが頑張るモチベーションにも繋がります。
仕事内容を変えられないのなら、仕事を楽しむ方法を自分なりに考えましょう。
たとえば「今月中に○件契約を取る」「○○分以内に○件の仕事を処理する」など自分の中に目標を作り、それをひとつずつこなしていきます。
達成できたときには、自分へのご褒美を用意しておくのもいいですね。
ゲームのクエストをクリアしていく気分で臨めば仕事を進めるのが楽しくなりますし、小さい目標でも順々にやり遂げていくことで、達成感も感じられます。
どんな工夫をしても今の仕事がつまらないのなら、自分から新しいことに挑戦してみましょう。
上司や先輩にお願いしてより責任の大きい仕事、より難しい仕事を回してもらうよう掛け合ってみてはどうでしょうか。
新しい仕事に挑戦する事で刺激が生まれますし、難易度の高い仕事をやり遂げられれば達成感も感じられます。
それに加えて、あなたが積極的に挑戦する姿勢は社内でも高く評価されるはずです。
仕事が楽しくなるだけではなく、スキルアップや評価アップも叶います。
会社は組織で動いているため、どうしても個人の努力だけでは変えられないことがあります。
異動願を出していても部署に空きがなかったり、仕事量を減らしてほしいとお願いしても、人手不足のために叶わない場合もあるでしょう。
もしあなたが既にできるだけのことをやっているのなら、あとは状況が変わるのをじっくり待つしかありません。
新年度など節目の時期や入社、退社、異動で人が動く時期を狙って上司や先輩に相談すれば、要求が通りやすくなるでしょう。
ひとりで悩み出すと、答えが出ずに堂々巡りになってしまいます。
誰かに相談すれば客観的に問題を見ることができ、冷静な対応ができるようになるでしょう。
思い切って職場の人に相談してみたら、実はみんな同じような悩みを抱えていたということも。
もしかしたら先輩が悩みの解決方法を知っているかもしれません。
職場以外の人に相談するのもよいでしょう。
会社の事情を知らない友達や知人の方が、かえって思いがけないアドバイスや解決法を教えてくれることもあります。
仕事がつまらないせいで、毎日鬱々とした気分でいると、仕事に対して無気力になってしまったり、ついつい愚痴っぽくなってしまうことも。
ネガティブな気持ちになってしまうのは仕方のないこととは言え、どんなに仕事がつまらなくてもいち社会人として、やってはいけないNG行為があります。
毎日のようにつまらない仕事が続けば、どんな人だって愚痴のひとつもこぼしたくなるものです。
誰かに打ち明けてスッキリすることで、仕事に取り組みやすくなる場合もあるでしょう。
とはいえ、相手や時間を考えずいつも愚痴や不満ばかりを言ってはいけません。
あまりにも多いと「やる気がない」「話していると気持ちが落ち込む」と避けられてしまうおそれも。
愚痴や不満を持つのは仕方のないことですが、それを誰かれ構わず聞かせることは、自分をネガティブな人間だと強く印象付けてしまいます。
前向きな気持ちで仕事に取り組めず、だらだらと時間ばかりかけて仕事をしてしまったり、手を抜いてしまったことはありませんか?
やる気が湧かないからと言って、惰性で仕事をしていれば必要以上に時間がかかったり、ミスが起きたりして、あなたの評価が下がるおそれがあります。
いくら仕事がつまらないとは言っても、会社にいづらくなるような振る舞いをすれば損をするのはあなた自身です。
仕事をして給与をもらっている以上、ある程度は仕事の質を保たなくてはいけません。
仕事を楽しもうとすること自体は一見、ポジティブな方法にも思えます。
しかし現実には仕事がつまらないと感じているにもかかわらず、楽しいものだと思い込もうとしたところで、結局「仕事がつまらない」という根本的な問題は解決しません。
問題はそのまま放置され、状況がよくなることはないでしょう。
また、実際には楽しいと感じていないのに、楽しそうにふるまうことは本心と行動の間にズレを生み、心に大きな負担がかかります。
転職は環境を変える大きなチャンスです。
しかし、本当に転職すれば悩みが全て解決できるのでしょうか?
「なぜ仕事がつまらないのか」、その理由を突き止めずに転職してしまうと、新しい職場でも同じ問題を抱える可能性があります。
転職=全てが解決するリセットボタンではありません。
あなたの抱えている悩みは転職することで本当に解決できるのでしょうか?
人間関係のトラブルはどんな職場でも起こる可能性があります。
それを考慮しておかないと、新しい職場でも定着できないまま、転職を繰り返すことになってしまうでしょう。
「石の上にも3年」ということわざがあります。
新卒の頃に「どんなに辛くても3年は同じ職場で我慢しなさい」と言われた経験のある人は多いはずです。
しかしどんなに頑張ってもつまらない、苦痛としか思えない仕事に3年間耐えることに意味はあるのでしょうか?
耐え続けるばかりで何の成果もあげられずに時間を無駄にするよりも、さっさと見切りをつけて自分が活躍できる場所を見つけた方がはるかに有意義です。
安易に転職を決めてはいけませんが、頑張らなくてはいけないと思い詰めて、心を病んでしまっては元も子もありません。
できることをすべて試しても状況がよくならないなら、転職も検討してみましょう。
つまらないと感じながら仕事を続けるほどもったいないことはありません。
もし仕事がつまらないのなら、まずは自分にできることがないか試してみましょう。
仕事に対するあなたの意識や行動が変われば、つまらないことも楽しいものに変わるかもしれません。
できそうなことから少しずつでも取り組んでいくことが大切です。
CATEGORY : 働き方
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